━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               ◆ 開業20周年を迎えて ◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *謹賀新年。新春を迎え、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。  今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 *令和4年は、産業カウンセラーとして平成15年に開業してから20周年となります。  ここまで来れたことは、ひとえに多くの顧問先様や皆様の、ご理解とご支援の賜物だと  深く感謝申し上げます。  この20年で、11万人のストレスチェック精査分析と、7万5千人のカウンセリング  の臨床経験を得ました。誠にありがとうございます。 *カウンセリング臨床の現場にも、時代の移り変わりがありました。  開業時には、「産業カウンセラーって何?うつ病って何?」と聞かれることが殆どでした。  それから「現代型うつ」→「そううつ病」と移行して、今のカウンセリング現場では、  「適応障害」と「大人の発達障害」が散見されます。  御年64歳となる私は、今日も臨床の現場で命と向き合い傾聴をしております。  生涯現役で人生を全うしたいと決めています。 *国内の自殺者数は平成10年から年間3万人を超え、開業当時は非常事態の真っ只中に  ありました。その同時期に、私の従兄が焼身自殺で人生の幕を閉じました。  あの時の慟哭があったからこそ、今の私の産業カウンセラーとしての人生があります。  平成21年から自殺者数は、10年連続減少となりましたが、新型コロナウイルス渦中  に見舞われた令和2年には、11年ぶりに増加に転じました。  女性や若者の増加が目立ち、小中高生の自殺は過去最多という厳しい現実があります。  何としても、自殺の歯止めをしていかなくてはなりません。 *平成26年6月「労働安全衛生法改正」により、ストレスチェック制度が創設となり、  平成27年12月から施行され、既に6年が経ちました。  しかし、制度の形骸化も表出しています。  制度本来の目的である【ストレスの原因となる職場環境の改善につなげる】には程遠く、  ストレスチェックは実施しても、やりっ放しのままで、職場の問題は山積されたままの  組織が数多くあります。  そんな社会の中で、当方が3年以上ご契約を頂いている、全ての顧問先様においては、  【高ストレス者】が10%以下の一桁、という快進撃が続いています。  (厚生労働省発表の高ストレス者の平均値=10%)  部署別の結果データに基づいて、的確な内容のメンタル研修や迅速なカウンセリングを  継続実施してきた結果です。  このような正当なメンタルケアは、必ず会社の業績に直結することも知り得ました。  契約を頂いて1年目=高ストレス者へのカウンセリングを行い、組織の現状把握をして、  2年目=組織的な課題を明確にし、改善するための施策を提示して、基本的なメンタル  研修を行ない、3年目=改善提案の進捗の総括をして、新たな施策を展開していきます。  ストレスチェック集団結果の申送りは役員会にて実施させていただき、現状改善に必要  なメンタル研修の実施と施策内容を、経営TOP から決済を頂いております。  このような専門家としての動きを理解して承認いただけない組織との契約は、僭越では  ありますが、解除とさせて頂いております。  厳しい時代だからこそ、社員様達の命を本当に大切にしているかどうか、経営者の真意  が問われているように存じます。 *パワハラ防止法である「労働施策総合推進法」で、大企業は令和2年6月から施行され、  中小企業は今年4月から施行されます。日本の職場では、いじめ・嫌がらせはNO!  という新しい時代に入ります。  パワハラ事案に対しては、社内の人事・総務部の社員が対応するには、限界があります。  当方のハラスメント対応は、先ずはストレスチェック項目のH1.で?をした被害者との  カウンセリングを実施します。次に、2次被害を防ぐために一定の期間設定をした後に  ハラスメントの行為指名者とのカウンセリングを行い、ご本人の精神分析の結果に基づ  き、ひとりひとりに労働施策総合推進法の申送りと躾教育を行っています。  更には、藤井の携帯を全顧問先様のハートコールにして、24時間体制で社員の皆様の  命を見守っております。  ここまでが産業カウンセラーとしての業務と心得て、この20年を走って来ました。  メンタルケアの専門家だからこそ、こころの奥底に沈め込んでいた真実を言ってくれる  のです。今年はパワハラ防止法の元年ですので、本格的な動きを展開して参ります。 *顧問先様の中には1万名を有する大企業様もおられますが、全ての顧問先様において  当方との契約以降は、何年にも渡り、自殺者や労働争議は発生しておりません。  これが、藤井純子オフィスの実力でもあります。  今年も、働く社員・職員皆様の命を見守り支え、本気の覚悟をもって、組織改善の動き  を展開していきたいと決意しています。どうぞ宜しくお願い申し上げます。                    藤井純子オフィス 代表 藤井純子                    産業カウンセラー・人事経営コンサルタント